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5月25日(日曜日)、通小学校で最後となる運動会が開催されました。
通小学校は、今年度で閉校となり、2026年度からは仙崎小学校に統合することが決まっています。運動会には、児童3人と保護者や卒業生、地域の皆さんなど約150人が参加し、最後の運動会を盛り上げました。
開会式では、はじめに石村和代校長が、「今日が通小学校最後の運動会ということで、3人の児童はどうすれば地域の皆さんが喜んでくれるか、感謝を伝えられるかを一生懸命考えて準備をしてきました。今日は、その気持ちを精一杯届けて最高の思い出を作りましょう」とあいさつしました。
そして、6年生の河本昊輝さん、5年生の山下和樹さんと新宅由奈さんの3人が「「地域とともに燃えろ通小魂!~みんなの心に通愛~」のスローガンのもと、地域と学校が協力し全力で頑張ることを通して、地域との最後の合同運動会を盛り上げ最高の思い出にすることを誓います」と力強い選手宣誓を行い、運動会がスタート。
競技は、徒競走やだるま送り(だるまの面を被った保護者を連れて走る親子リレー)など全10種目で、途中、雨により体育館での開催となりましたが、パン食い競争や太公望、フォークダンスなど地域の方も一緒に楽しみました。
「全校応援」では、児童3人が、自分達で考えた応援とダンスを披露。また、通地区の伝統「通鯨唄」を卒業生とともに力強く歌いあげ、会場からは大きな拍手が送られました。
閉会式では、児童を代表し6年生の河本昊輝さんが「僕にとっても、通小学校にとっても、最後の運動会でした。リーダーとしてまとめるのは大変でしたが、練習よりいいパフォーマンスができました。地域とともに燃えろ通小魂というスローガンのように地域の方や保護者の皆さんに支えられながら3人で力を合わせて頑張ることができました。今日は本当にありがとうございました」と述べました。
閉会式後には、恒例の餅まきが行われ、笑顔と歓声の中、運動会は幕を閉じました。
参加した卒業生は「通小学校最後の運動会ということで悲しい気持ちはありますが、地域の皆さんと一緒に競技を楽しんだり、最後にみんなで鯨唄を唄うことができ、とても思い出に残る運動会になりました」と話していました。