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没後50年香月泰男展(第2期)が開会

ページID:0054319 更新日:2024年7月5日更新 印刷ページ表示
没後50年に合わせた特別展の2期目がスタート

没後50年に合わせた特別展の2期目がスタート
黒を用いた表現の作品が並ぶ
同時期に山口県立美術館でも展覧会が開催中
会期は9月30日まで

 1974年3月8日に画家・香月泰男氏が急逝し、今年が没後50年となります。長門市三隅にある香月泰男美術館では、3月8日より約1年を三期に分けて「没後50年香月泰男展」を開催しています。

 7月5日(金曜日)、第二期となる「没後50年香月泰男展」が開会しました。本企画展では、香月泰男独自の描き方が始まる1955年から1965年までの黒の表現の時代に迫る内容となっており、方解末(方解石を粉末状にしたもの)と木炭を用いて描いた作品を中心に展示されています。

 また、7月4日(木曜日)から山口県立美術館においても「没後50年香月泰男のシベリア・シリーズ」展が開会しており、展示を担当した丸尾学芸員は「香月泰男の描く絵から色彩が消えて黒の時代の表現が始まった。山口県立美術館で開催されているシベリア・シリーズともリンクする時代なので、ぜひ合わせて見てほしい」と呼びかけました。

 「没後50年香月泰男展」の会期は9月30日(月曜日)までで、10月11日(金曜日)からは「第三期」の企画展が予定されています。また、山口県立美術館の「没後50年香月泰男のシベリア・シリーズ」展の会期は8月25日(日曜日)となっています。