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6月25日(土曜日)、俵山温泉で国際交流イベント「ザ・アフリカデーinねる山」が開催されました。
このイベントは、地域おこし協力隊(俵山温泉活性化プロジェクト事業担当)の岩田悠(いわたはるか)さんが企画したもので、俵山温泉を拠点に音楽や食を通じた国際交流を図ることを目的としています。昨年12月には、俵山温泉でザ・アフリカフェスを開催しており、今回はその第二弾です。
はじめに行われたのはアフリカの打楽器「ジェンベ」を体験できるワークショップ。初級者向けのワークショップには約5人が参加しました。
講師は、西アフリカ・ギニア出身のジェンベプレイヤー セク・ケイタさん。
ジェンベの説明や叩き方のレクチャーが行われた後、参加者はジェンベの演奏にチャレンジしました。
さまざまな種類のリズムを呼吸を合わせながら一緒に演奏。徐々に慣れてきた参加者は、顔を見合わせながら笑顔で演奏します。
ジェンベだけでなく、歌も教わり、さいごは息のあった演奏と歌で、笑顔のうちにワークショップは終了しました。
参加者に感想を尋ねると「とても楽しかったです。飛び入りの参加でしたが暖かく迎えてもらいました。音楽を通じて初めての人たちとも一体感が生まれたように感じました」と答えました。
その後、中級者向けワークショップも開催。また、夕方には交流会も開催され、参加者はギニア料理「リ・グラ」(アフリカ版炊き込みご飯)の試食を通じて交流を深めました。
このイベントを企画した、地域おこし協力隊の岩田さんは「俵山でアフリカ文化に触れるのは意外性があると思い、昨年のザ・アフリカフェスに続いて今回のイベントを企画しました。自分の好きになったまちで、自分の好きな人たちと好きなことができるのがとても楽しくて、最高の気持ちです。たまたま温泉街を通りがかった人も参加してくれたり楽しんでくれたりしてうれしかったです。今後もこのようなイベントを通じて、地元の人や俵山温泉を訪れたお客様に、楽器や海外の文化に触れてみたいと思ってもらいたいなと思います」と話しました。