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2月19日(金曜日)、長門市しごとセンターで地域の観光人材のインバウンド対応能力強化研修in長門が開催され、約20人の観光業関係者・市民らが参加しました。
この講座はインバウンド観光客(海外からの観光客)の受け入れ体制を整えるとともに、異文化への理解を深める機会として、観光庁の監修のもと開催されたものです。
初日の今日は初級クラスとして、全国で講演や研修を行っている全国通訳案内士の中尾好美さん、土井かおりさんが講師となり、インバウンド観光客の対応に特化した講義・英会話の演習が行われました。
前半の講義では、「外国人を恐れない心構えと異文化への配慮」をテーマとして講師の中尾さんが講演。英語の言い回しだけでなく、表情や立ち居振る舞いが大切であること、日本人が外国人をもてなすときのポイント、自分自身の地域を愛する気持ちなど、国際交流するにあたっての基本知識・心得などを学びました。
多言語コミュニケーションシートを利用した対応では、講師の土井さんから参加者に配布されているシートを実際に参照して、活用のシーンの説明がありました。また、シートだけでは難しい場面でのスマートフォンやタブレットの使い方などの紹介もありました。
後半の英語会話の講座では、講師から発音などのコツ・ポイントを学び、テキストをもとに実際に英会話で使うフレーズの練習をしました。
参加者は、講師の話に耳を傾け頷きながら学び、ときおり笑顔を見せながら国際交流について楽しく学んでいる様子でした。感想を尋ねると「いただいた資料を日頃のご案内に活かせそうです。」「これから国際交流を楽しめそうです。」と話してくれました。
明日20日(土曜日)は、中級クラスが開催される予定です。