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12月11日(金曜日)、ラポールゆやで油谷地区小さな拠点づくりに向けたワークショップが開催されました。
油谷地区では、人口減少や少子高齢化、都市部への人口流出により、健全な地域社会の活動維持が困難な状況になっています。持続可能な地域社会の構築に向けて、油谷支所を含む公共施設の更新や適正配置と併せて、国が推奨する「小さな拠点」の実現に向け、住民の意見をきくために、11月から油谷地区の各地で開催されてきたこのワークショップ。今回は油谷地区全体ワークショップの2回目で、全体を通じて最後のワークショップとなりました。
グループでは、前回までのワークショップでだされた意見を参加者で共有し、その後、検討テーマにそってグループにわかれて話し合いました。
どんな機能があったらいいか、必要なサービスはなにがあるか、小さな拠点と自分との関わり方、支所の建替場所などに対する思いを語り、意見出しを行います。真剣に、ときには和やか雰囲気になりながらワークショップが進みました。
最後に、各グループで話し合ったことをまとめて発表。新しい健康増進機能や交通の案、担い手について、場所的な課題、小さな拠点そのものに関する意見など、様々な意見がだされました。
おわりに、油谷支所の梶山支所長から「5回にわたるワークショップは油谷地区の将来の夢を描く基本構想にむけた足がかりです。いただいたご意見は集約して、基本構想にまとめていきたいと思います。ご参加いただきありがとうございました。」とあいさつがあり、締めくくられました。