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ジャッカルでボールを奪え~中国電力レッドレグリオンズが大津緑洋高校ラグビー部を指導~

ページID:0033620 更新日:2020年12月16日更新 印刷ページ表示
タックルで倒れた選手への近づき方やボールの奪い方などを指導

タックルで倒れた選手への近づき方やボールの奪い方などを指導
練習の初めにタックルの動きについて確認
旧大津高校出身の酒井良隆コーチも指導に駆け付けた
3人一組になってジャッカルを繰り返し練習
インタビューに答える稲田佳之選手

 12月16日(水曜日)、大津緑洋高校グランドで、トップチャレンジリーグに所属する中国電力レッドレグリオンズの選手による大津緑洋高校ラグビー部への指導会が開催されました。

 レッドレグリオンズは、12日から俵山スパスタジアム合宿をしていることから、花園での全国大会に向けて日々練習に取り組む大津緑洋高校に対する指導会が実現したものです。

 レッドレグリオンズは脊川監督をはじめ、コーチや選手10人が指導に当たりました。大津緑洋高校ラグビー部はディフェンスを得意としているものの、攻撃へとうまくつなげることを課題としていることから、この日はタックルによって倒れている攻撃側のボールをデイフェンスの選手が奪う「ジャッカル」を重点的に練習しました。頭を下げないことや視線の位置についてなど具体的な指導が行われ、大津緑洋高校ラグビー部の選手が良い動きを見せると「ナイスファイト!」など声が飛び交っていました。

 指導会の最後に脊川監督が「これから全国大会までにどこまで基本を詰めていけるかにかかっています。応援しています」と激励のことばを述べました。また、旧大津高校出身の稲田佳之選手は、「今の自分はこの大津緑洋高校のグランドでの練習が基盤となっています。今日は高校生の元気なプレーに勇気づけられるとともに、全国大会出場を決めた後輩を誇りに思いました。花園でもベストを尽くし、全力で走り勝つ大津のプレーで、楽しんできてほしいです。」と後輩にエールを送りました。

 大津緑洋高校ラグビー部フォワードリーダーの堀田圭佑選手は、「ジャッカルはフォワードとして必要なスキルで、ジャッカルに特化した練習ができたことはとても有意義でした。普段とは違う練習で多くのアドバイスをいただけたので、実践でも生かしたいです。相手の佐賀工業は強豪校ですが、最後まで粘り強く戦い、ディフェンスからチャンスを作っていきたい」と意気込みを話してくれました。

 大津緑洋高校は第100回全国高校ラグビー大会初日の12月27日に、第1試合で佐賀県代表の佐賀工業高校と対戦します。