12月18日(金)、長門市物産観光センターで、深川友愛学級の「学ぼう会」が行われました。 長門市中央公民館の高齢者学級である「深川友愛学級」では、定期的に「学ぼう会」と呼ばれる集まりが企画されています。今回は、年末にあたって交通事故やうそ電話詐欺の防止策を学ぶとともに、童謡やハンドベルの演奏などを楽しむことを目的に催され、メンバーのうち約30人が参加しました。 会ではまず、長門警察署の劇団「長門治安マモローゼ」の寸劇を交えながら講義が行われました。県内では、ここ最近詐欺被害が増加しているほか、10月には市内でも架空請求の事件が発生しています。マイナンバーや口座情報などを電話で聞き出そうとするケースもあり、「電話に出ない」「電話帳に載せない」「電話で長く話さない」の「3ない運動」を推進するよう参加者に呼びかけがありました。また交通事故防止策として、反射材の活用方法や自転車の安全な乗り方なども紹介されました。 講義を終えて、深川友愛学級の三戸久子委員長は「交通事故に関して、私たちは加害者にも、被害者にもなりうることが分かりました。細かく、笑いを交えながら教えていただき、ありがとうございました」とお礼の言葉を述べました。 その後、深川地区で活動を続ける山田啓子さんにより、童謡にあわせた体ほぐしの運動やクイズ、サンタクロースにふんした公民館職員を加えてのハンドベルの演奏などが行われ、参加者はクリスマス気分を味わいながら、今年最後の「学ぼう会」を楽しみました。