青海島の周囲に沿ってカッターを長時間・長距離こぐことにより生徒の身体を鍛えるとともに、協調性や助け合いの精神を学び、厳しさに耐えた後の達成感を体験することを目的に、今年で13回目となる、大津緑洋高校水産校舎の生徒による青海島1周カッター訓練が9月26日(土)、白潟港を発着地として開催されました。 校舎前に、参加する海洋技術かの1年生26人が集合し、出発式が行われました。中村彰利校長は、「このカッター訓練は、体を鍛えることはもちろん、仲間同士の絆を作ることも目的です。また、海で生きていくには周囲のようすを予測していくことも大切です。一緒にオールを漕いで、苦労を共にした仲間と最高の達成感を味わって下さい」と激励しました。 参加者を代表して小林里来さんが「今日は風が強く、波が高いと思うががんばってきます」と力強く宣誓しました。 この日の日本海は外海の波が高かったこともあり、仙崎湾を1周のコースに変更し、9時に2隻に分かれて白潟港を出発。金子みすゞの詩にも出てくる弁天島を経由し通港で昼食を食べました。そして、野波瀬漁港を経由して予定より1時間早い15時すぎに全員が白潟港に戻ってきました。 生徒たちは仙崎湾を1周したという自信と達成感を感じていました。上陸後の片付けもてきぱきと行いました。