8月18日(火)、市長室で、長門市地域おこし協力隊員の委嘱状交付式が行われました。 この日隊員として委嘱を受けたのは、新たに三隅地区に配置された津田祐介さんです。市では、平成25年度から都市地域の住民を「地域おこし協力隊」として受け入れており、一昨年の「俵山地区」、昨年の「大日比・大泊・青海地区」および「通地区」、今年の「向津具地区」に続き5人目の隊員となります。 津田さんは萩市出身で、先月まで建設関係の会社に勤務し、現場監督員として九州や東京、海外などで働いていましたが、地元地域で社会貢献のできる仕事を探しており、このたび地域おこし協力隊員に応募したとのことです。雇用期間は8月18日から最長3年間で、農事組合法人アグリ中央による支援を受けながら、地域の特徴を生かした加工品の開発や、交流・定住促進に関する活動などを行います。 委嘱状を手渡した大西市長は「三隅地区はコミュニティ活動や社会教育が盛んな地域です。これまでの経験と知見を生かして、三隅にとっても津田さん自身にとっても良かったと思える3年間にしてください」と話しました。 委嘱状を受け取った津田さんは「三隅は画家・香月泰男にゆかりのある地域であり、まずは古民家の調査や改修からはじめて、いつかはそれらをアトリエとして活用し、まち全体を美術館にする『アートビレッジ構想』などを持って活動に取り組みたいです」と意気込みを語りました。 なお、市では9月1日に、6人目となる隊員を向津具地区に配置する予定です。