長門市から下関市の海岸沿いを2体の藁人形を使う虫送りの行事である「サバーサマ」が7月4日(土)、東深川の飯山八幡宮を出発しました。 この「サバーサマ」は、前の週に地元藤中区の住民によって製作され、今年の当番地区である同地区の住民によって運ばれました。 出発を前に神事が行われ、飯山八幡宮の上田久充宮司によりおはらいが行われました。 神事が終わると、かつては歩いて運んでいましたが、現在は軽トラックに積み込まれ、西深川境川を目指し出発。西深川境川を経由して、日置地区の長崎の隧道まで運びました。 ここからは、黄波戸、古市、久富、人丸、河原、伊上を経て、下関市豊北町へ入り、滝部または阿川を経由し、最後は下関市湯玉の犬鳴岬から海に流されたり、燃やされたりするとのことです。