山口県との人事交流により、長門市に派遣された職員の辞令交付式が、7月1日(水)市長室で行われました。派遣されたのは、山口県職員の泉文男氏で、県の農業政策や農山漁村の振興に関わってきました。 辞令交付式で大西市長は、「泉さんの派遣を大変待ち望んでいました。山口県が出展したミラノ万博では先頭に立ってこられたと聞いています。これまで泉さんには、一市一農場を進める中でアドバイスをいただいてきたところですが、県での経験を長門市の中で生かしていただき、県との連携も進められるよう期待しています」と話しました。 泉氏は、「ミラノ万博ではステージや展示での演出の調整を行ってきました。長門市が進めている一市一農場については、現地の人たちと合意形成を図ることが大切だと考えており、国や県と一緒になって支援できるようがんばっていきたいと思います」と意気込みを述べました。 泉氏は、経済観光部の審議監として、「ながと成長戦略行動計画」の重点施策である「一市一農場」による農産物の安定供給体制づくりなど、農業政策の総合調整を担当することとなっています。派遣期間は平成28年度末までとなっています。