青海島観光の中心である青海島観光船の船長に、初めて女性が船長となり、4月16日(木)、お客さんを乗せての操船を行ないました。 船長になったのは、岡村有菜さん(24歳)で、昨年7月に同社に入社。この間、船長になるための練習を続けてきました。岡村さんはお父さんやお兄さんが船乗りをしていたことから自分も船乗りになることを決意。約9ヵ月間の訓練を終え、今日を迎えました。 10時40分にお客さんと報道関係者合わせて約20人を乗せ出航。岡村さんはやや緊張した面持ちで舵を握りました。 青海島1周コースは、船で花津浦を経由して夫婦岩、大門、小門、せむら、十六羅漢などを見るコース。途中で岩をくぐるところでは器用に操船していました。 約1時間半後、無事に青海島1周を終えて帰ってくると、岡村さんは、「ほっとしています。とにかく安全に帰ってこようとそれだけでいっぱいいっぱいでした。これからも安全第一で、お客さんとよく触れ合って、青海島の魅力を伝え、多くの人に青海島を知ってもらえたら」と話しました。 今後、岡村さんは1日数回、観光船を操ることとなっています。