平成24年11月に市内湊地区で発生した大規模建物火災を教訓に作成された、特殊地域警防計画に基づく大火防ぎょ訓練が2月22日(日)、油谷大浦地区で行われました。地区住民、長門市消防本部、長門市消防団、仙崎海上保安部、長門警察署など合わせて約200人が参加しました。 午前9時に住宅から火災が発生したという想定で訓練は始まり、119番通報、出動命令、告知放送が行われました。消防団や消防本部が到着すると、ホースを伸ばし、放水の準備が行われました。 その間に、県漁協大浦支店前に住民が避難。その場で負傷者の治療の優先順位をつけるトリアージのようすが披露されました。また、初期消火のため、消火栓の取り扱いについて説明が行われました。防災グッズの展示や警察・消防車両の展示も行われました。 最後に、参加機関の消防車や海上保安部巡視艇が一斉放水を行い、訓練が終了しました。 閉会式では、流田寿雄消防団長が、「火災発生時は、地域住民の初期消火がとても大切です。今日の手順をしっかり守り、いざというときには安全に注意しながら対応をお願いします」とあいさつしました。 全体訓練終了後には、海上保安部による曳航訓練が別に行われました。