長門市民や市内の事業所に勤務している人による芸術作品を募集、その優秀な作品を展示し、長門市の芸術の振興と普及を目的とした「長門市美術展」が2月7日(土)、ルネッサながとでスタートしました。 第21回目を迎えた今回の美術展に、工芸・彫塑の部、絵画の部、書の部、写真の部、合わせて48人、77点の作品が寄せられました。 オープニングに先立ち、表彰式が行われました。受賞したのは次の方々です(敬称略) 長門市長賞 写真の部 「にぶつしょうげき」 杉山和郎 長門市議会議長賞 工芸・彫塑の部 「凛と」 森福千恵子 長門市教育長賞 絵画の部 「放牧を待つ赤牛」 中村伸之 長門文化協会長賞 書の部 近代詩 俳句 三宅和貴 ; min-height: 24px 主催者として大西市長は「今回で21回目、立派な作品が多く感じた。年々作品が向上していると感じる。現在長門市が直面している人口減少を食い止めるべくさまざまな取り組みをしているが、若者が住めるようにするためにも、文化はないがしろにできない。単に生活できればいいということではなく、文化が定住につながっていくように、今日受賞された人もこれからも引き続き文化振興に貢献をお願いしたい」と述べました。 審査員を代表して、下瀬信雄氏が、「21回目ということで、年々レベルが向上している。現代は激動の時代であり、各部門とも作品の質・表現とも変化している時を迎えていると感じている。出品者は実力がしっかりついてきているが、残念なことに応募が少ない。鑑賞するばかりでなく、自分でもやってみようとする人が出てきて、それに取り組む過程が大切だと思います」と総評を述べました。 その後美術展がオープンし、来場者はそれぞれの作品を鑑賞していました。長門市美術展は、2月15日までルネッサながと 文化情報ギャラリーで開かれています。