新春恒例の長門市成人式が1月3日(土)、ルネッサながとで行われ、成人となった375人のうち290人が出席しました。 式では大西市長が「新成人おめでとうございます。皆さんが生まれた平成6年から7年は、向井千秋さんが女性初の宇宙飛行士となったり、阪神淡路大震災が発生するなど、バブル崩壊からさらに日本が大きく変わった年でもありました。厳しい経済情勢の中で育ってこられた皆さんですが、若さと元気で必ず乗り越えられると思います。大人としての社会の一員として責務を立派に果たしてください。三隅出身の香月泰男画伯の「一瞬一生」という言葉を贈ります。一瞬に一生をかけるときもある、一生が一瞬に思えるときがある。人生の岐路に立った時にこの言葉を思い出してください」と式辞を述べました。 新成人を代表して、三隅地区の福田幸さんが二十歳の声として「今、「感謝」という言葉が思い浮かびます。大切に育ててくれた父、母、家族、教育機関の先生たち、地域の人たち、友達。「ありがとう」を伝えたい人がまぶたに浮かびます。また、今、私たちにとっては当たり前のことが世界のあちこちで、夢になっている人たちがいます。水が飲みたい、勉強したい、大人になりたい、生きたいというふうに、思っている人たち。当たり前が奇跡であるということに感謝したいと思います。新たなスタートに立ち、何ごとにもチャレンジしていくことを誓います」と述べました。 新成人にアンケートを取った「新成人から見た長門の姿」では、「食べ物がうまい」「人がやさしい」「いなか」「自然が豊か」であると感じている新成人が多くいることが発表されました。 5本締めで式が締めくくられ、地元企業からの協賛によるお楽しみ抽選会や、アトラクションとしてオール・ハートによるミニコンサート、color: #141824; 長州ハッピー・スマイル・ときめき隊のダンスなどの後、地区ごとに記念撮影が行われました。